ABOUT US

リーフについて

医療・介護分野の課題解決のフロントランナーとして
5つの要素技術で世の中にはない新しい製品を生み出し、
笑顔あふれる未来をつくります

       

リーフ株式会社は 2008 年 1 ⽉に設⽴された、福岡県北九州市に本社を置く、社会や現場の課題解決を⾏う医療機器およびシステムを開発する企業です。少数精鋭の開発チームが、現場と社会のニーズを汲み取って企画⽴案した、社会の課題を解決する製品をスピーディーに実装します。これまでに、東証一部上場企業との共同開発や研究などを通じて磨き上げてきた5つの要素技術で、笑顔あふれる未来を作ります。

aboutイメージ
  • 球体移動

    球体移動

  • インターフェース

    インターフェース

  • センシング

    センシング

  • 機械学習

    機械学習

  • コンピューター制御

    コンピューター制御

球体駆動

TECNOLOGY1

球体駆動

-全方向へ思いのままの走行が可能に

球体駆動とは『球』の構造を利用して、360°全方向に、瞬時に負荷なく物体を移動させることができる技術です。

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人に優しいインターフェース

TECNOLOGY2

人に優しいインターフェース

-直感的な操作を可能にする

どれだけ優れた機能を持っていても、インターフェースが複雑で使いにくければ意味がありません。リーフでは、誰もが直感的に操作できる、人に優しいインターフェースを提供します。

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ユニークなセンシング

TECNOLOGY3

ユニークなセンシング

-非接触で正確な計測を実現する

センシングとは、測定したい物理量を様々なセンサーでピッキングし、アナログデータをデジタルデータに変換して可視化する技術です。

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機械学習

TECNOLOGY4

機械学習

-AIのプログラム自身が学習する

機械学習とは、コンピュータがビッグデータを学習し、そこでの分類、違い、予測、異常判定といったタスクを遂行するためのアルゴリズムを自動的に構築する技術です。

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コンピューター制御

TECNOLOGY5

コンピューター制御

-省エネで、高速かつ正確に動作する

コンピュータからの指令によってアクチュエータが動いたときに、その動きをモニタリングすることによって、指令値と実測値の差分を瞬時にフィードバックし、正確で素早い動きを実現します。

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メディア掲載実績

TV東京 ~チェンジ・ザ・ワールド~

TV東京 ~チェンジ・ザ・ワールド~

TV東京 「チェンジ・ザ・ワールド」にて、当社代表・森が取材されました。森のリハビリ機器開発への想い、Tree(ツリー)の開発経緯などが紹介されました。

毎日新聞

毎日新聞

毎日新聞の連載記事~光る企業力~で、歩行リハビリ支援ツールTree(ツリー)を紹介いただきました。

シンガポール国営放送(SBC)

シンガポール国営放送(SBC)

シンガポール国営放送(SBC)のニュース番組の特集〜高齢化社会日本の最新介護支援ロボット・技術〜で、当社の歩行リハビリ支援ロボットTreeが取材・放映されました。

国際情報番組「世界は今JETRO Global Eye」

国際情報番組「世界は今JETRO Global Eye」

特集「日本発の医療ロボットを欧州へ‐患者に自力で歩く喜びを‐」で、ドイツで開催されたMEDICA(国際医療機器展)へのリーフの出展が紹介されました。

創業ストーリー

リーフ外観

なぜ、社会の課題を
解決するロボットを
作りたいのか?

はじめまして。リーフ株式会社 代表取締役社長の森政男です。

リーフ株式会社は 2008 年 1 ⽉に、福岡県北九州市にて創業しました。

リーフを創業する際に、私は「社会の課題を解決するロボットを開発する会社を創る」ことを心に誓っていました。

というのも、この業界に対するある課題を感じていたのです。

日本では、2005年に開催された愛知万博を皮切りに、ロボット開発ブームが起こりました。

国もロボットを開発する企業に積極的に支援を行い、「こういう新技術を使うプロジェクトには補助金が出る」という流れが生まれ、社会や現場のニーズに沿ったものではなく、技術ありきのシーズ視点でのロボット開発が進みました。

私は、専門学校を卒業後、エンジニアとしてロボット開発を行う複数の企業に勤めましたが、どの企業も口では「社会の役に立つロボットを作りたい」と言いながら、実際には現場や社会のニーズを汲まずにシーズ視点で製品開発を行なっており、作ったは良いものの製品化に至らなかったり、現場で使ってもらえないといったことが頻繁に起こっている点に課題を感じていました。

だからこそ、ロボットを開発するなら、ニーズ視点で本当に社会の役に立つモノを創りたかったのです。

リーフ初の製品
Treeの誕生物語

リーフの活動は北九州のマンションの一室を借りた事務所から始まりました。

どんな製品を最初に作ろうか?

たまたま隣の部屋が福祉用具を選定して展示するショールームだったため、何か福祉の現場で困っていることはないかと、当時の副施設長にヒアリングに伺いました。

副施設長は足に障害をお持ちで、「私のように足に障害を持っている人は、一本杖のつき方をリハビリ時に教わるのですが、時間が経つと杖のつき方を忘れてしまうので、転倒してしまう事故がとても多いんです。ですので、常時設置型の杖があると嬉しいのですが…」というお話を伺いました。

この話を聞いた私は、即座に製品のアイディアを閃き、九州工業大学の宮本教授と共同研究していた「球体駆動」の技術を使えば、常時設置型の杖が作れると確信しました。

これが、後の「歩行リハビリテーション支援ツール-Tree」になります。

シーズ視点からではなく、ニーズ視点からロボットを開発したかったため、まずは介護施設などの多くの現場にお話を聞きにいきました。

話を聞いてみると、常時設置型の杖はもちろん必要でしたが、それ以上に「歩行練習をサポートするリハビリツール」が現場では求められているということが分かりました。

その後、九州工業大学の宮本教授と九州工業大学の学生、そしてリーフのメンバーで、Tree初号機の開発に乗り出します。

機能だけでなく、
人に優しいデザインに
こだわる理由

様々な現場にヒアリングにいき、ニーズを汲み取りながら製作したTreeの初号機は、機能的には上々の仕上がりでした。

ところが、いざ初号機を介護施設に持って行ってみると、ほとんどの利用者の方が使うことを拒否したのです。

原因はデザインでした。

初号機は、機能は充実していましたが、様々なコードがはみ出した、角ばった箱のようなデザインで、そのことが利用者に不快感を与えていたのです。

そこで2号機は、利用者の方に受け入れてもらえるように、丸みを帯びた優しいテイストのデザインに変更しました。

そうすると、多くの利用者がTreeに集まってきて、利用してくれるようになりました。

デザイン1つで、これだけ利用者の反応が変わるのだということは、大変大きな教訓となり、現在は、グッドデザイン賞を獲得したことがあるデザイナーも採用して、製品開発に取り組んでいます。

2年間、寝たきりで
歩けなかった男性が
Treeを利用すると

その後、Treeを実際に介護施設などに導入してもらうための医学的エビデンスを得るために、病院などで実証実験を行いました。

そこで様々な奇跡的な場面に遭遇できました。

2年もの間、寝たきりで歩けなかった男性は「ロボットを使ってリハビリできるなら、歩いてみる」と、Treeを利用して下さいました。

2人の介助者が付きながらでしたが、2年ぶりに歩いた男性を見て、「ロボットは利用者のモチベーションを上げることもできるんだな」と実感しました。

これまでの歩行練習では2人のプロの介助者がついていましたが、Treeを使うことで、1人のプロの介助者だけで訓練が行えた点にも、手応えを感じました。

2年ぶりに自立歩行をする男性を見て、「早く製品化して、寝たきりで困っている方を1人でも多く救おう」と心に誓いました。

その後、2018年に未来創生ファンド、 I-PEX株式会社、パラマウントベッド株式会社、おおいた中小企業成長ファンドから出資を受け、Treeの製品化 & 量産化に踏み切ります。

日本だけでなく、シンガポール、台湾、香港、中国などからもTreeに関する問い合わせを受け、シンガポールの公立病院「Changi General Hospital」にも導入されました。

社会の不自由を自由に

         

それからも、上述したような哲学に基づき、医療・産業分野の大手企業との受託共同開発を行い、現場や社会のニーズを汲み取り、歩行測定器AMunit、足圧計測ツールPit、ベッド搬送アシストロボット、VR上肢リハビリテーションツールといった自社製品を生み出してきました。

これまでの経験を通じて磨き上げてきた、球体駆動、機械学習、コンピューター制御、センシング、インターフェースという5つの要素技術を軸に、社会の課題を解決し、不自由を自由にする製品を作り出し、笑顔あふれる未来を作っていけるようにこれからも邁進してまいります。

代表挨拶

森政男

森 政男

Masao MORI / リーフ株式会社代表取締役社長

この度は、WEBサイトをご覧いただきありがとうございます。

弊社はこれまでに、医療・介護分野を中心に、社会の課題を解決する、世の中にはない新しい製品を生み出して参りました。

リーフは、創業前に「社会にとって実際に役立つロボットとは何か?」ということを深く考えました。            

そこで出た答えが、医療・介護分野で役立つロボットでした。

というのも私自身が、幼少期から障がいのある歩けない子に対する重度の介護現場を見てきており、自分は何も出来ずにただ見守るだけだったことが、今でも記憶に残っているのです。

また、今日本では、ますます少子化と高齢化が深刻化していきます。

2020年代からは、鳥取県や島根県と同じ人口にあたる70万人の人口が毎年減少し、2050年には、中位数年齢は53歳で、高齢化率は36%を超えると予想されています。

こういった問題意識や葛藤があったからこそ、リーフはまず医療・介護分野でのロボット開発に参入しました。

創業時のストーリーでも書かせて頂きましたが、医療・介護分野のロボット開発は、とてもやりがいが持てる仕事です。

各製品は、要介護者の方に使用してもらいながら開発を進めていくため、効果が目に見え、回復に向かうにつれて、利用者の表情が段々明るくなり、喜ばれることが大きなやりがいに繋がっています。

リーフは「便利な道具を生み出し、人々を笑顔に」することを目指しています。

それはある意味で「ドラえもん」のような存在です。

ドラえもんが、のび太の困っていることをいち早く見つけ、四次元ポケットから素早く道具を取り出すように、課題を見抜き、的確な解決案を提示し、プロトタイピングから迅速に製品を社会実装していきます。

会社情報

社名
リーフ株式会社
代表
森 政男
設立
2008年1月31日
所在地
〒802-0065
福岡県北九州市小倉北区三萩野2丁目8番17号 Tビルディング1F
TEL / FAX
TEL 093-923-1139
FAX 093-923-1141
事業内容
医療機器、システムの開発、製造、販売
リハビリテーション支援機器、システムの開発、製造、販売
介護福祉機器、システムの開発、製造、販売
産業用機器の開発、製造、販売
自社開発基本技術(球体駆動モジュールなど)の研究
許認可
医療機器製造許可(許可番号:40BZ200067)
第三種医療機器製造販売業(許可番号:40B3X10014)
取引銀行
福岡銀行、福岡ひびき信用金庫、みずほ銀行